1927年3月に第一回卒業生を送り出した城右高等学校は第二回卒業式後の1928年三月に第一回の同窓会を開催した。

芙蓉会は城右高等女学校の校歌の一節「芙蓉会の峰を仰ぎ見る」(芙蓉→富士山の異称)から取って名付けられた。

その後第二次世界大戦等があり、戦後といっても再開されるまでには18年間のブランクがあった。

城右では1963年11月3日に念願であった鉄筋校舎の落成式が行われ、式に出席した卒業生の間から芙蓉会再開の気運が生じ戦後第一回の芙蓉会総会が行われた。
1965年以後「年一回 5月開催」の総会が定着した。

城右高等学校は1974年4月1日付で文化女子大学付属杉並高等となった。2002年から総会開催が高校の文化祭と同日開催となり、高校のファッションショーを楽しめるようになった。

2011年文化学園大学杉並中学・高等学校と改名され、2018年より女子高から男女共学となった。

卒業生同窓生にも男性が加わり、今後男性が同窓会活動に参加して母校の発展に寄与することを大いに期待したい。